庭の樹木や植栽といった、植物のお手入れ方法について。
施肥について
(1)目的
肥料を与えなかったために樹木が枯れるということはありません。しかし、樹木の体質を強化して、丈夫な樹木に育て上げるためには、その成長過程で肥料を与える必要があります。
(2)方法
植え付け後1年は肥料を与える必要はありません。
根がしっかり張る前の樹木に肥料を与えると、根が傷み、樹木が弱ってしまうこともあります。肥料は植え付け後2年目の冬からやり始めてください。
冬場(12月~2月)に与える寒肥は、春の芽出しを助け、その後の生育を盛んにするために施します。肥料には油粕や鶏糞など遅効性のものを選んでください。
玉物及び寄せ植え
地面に肥料を散布し表面の土をよく混ぜる。
肥料は一度にやりすぎないこと。花を観賞する樹木には、翌年もよい花を咲かせるために花がすんだ後で、肥料を与えてください。(お礼肥といいます)
一本立ち樹木の場合(輪状施肥)