エクステリアの舗装やブロックなど、コンクリート製品のお手入れ方法について。
コンクリート製品の経年劣化の代表例
(1)インターロッキング舗装
近年、安価でしゃれているということから、エクステリア工事で施工されることの多いインターロッキングですが、下地にクッション砂だけを使っているという性質上、使用する頻度の高い場所が沈んだり、目地の間から雑草が生えてくる。という欠点があります。
(2)ブロック積みやレンガ積み
施工後、しばらくすると、目地の部分から、白い粉のようなものが広がってきます。これは、モルタルの中の水に溶けたアルカリ成分が乾いて、白い結晶として残るため起こる現象で、白華(はっか)と呼ばれています。特に冬に起きることの多い現象です。(詳しくは次章を参照)
(3)コンクリート舗装
コンクリートは気温・湿度の変化などによって、絶え間なく伸縮を繰り返しています。それによって引き起こされる現象が「クラック」です。古い舗装によく見かける髪の毛のように細いひび割れのことで、これを極力抑えるために、伸縮目地を一定の範囲で設けていますが、それでもどうしても起こってしまいます。